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GlobalPlatform日本タスクフォースとは?
近年、IoTデバイスの急速な普及とエコシステムの高度化に伴い、ゼロトラスト、サプライチェーンリスク、デバイス真正性の確保といった多様なサイバーセキュリティ課題が顕在化しています。さらに、自動車をはじめとするコネクテッド領域の拡大により、セキュリティはもはや個別プロダクトの要件ではなく、社会インフラ全体を支える前提条件となっています。
加えて、デジタルIDや個人認証の進展により、eIDウォレットやDigital Walletといった新たなユースケースが急速に拡大しています。これに伴い、デバイス上で機微な認証情報を安全に生成・格納・利用するための基盤技術、特にSecure ElementやTEEをはじめとするセキュアコンポーネントの重要性が一層高まっています。
GlobalPlatform(GP)は、ICカード、eSIM、TEEなどのセキュアコンポーネントに関する標準化を推進し、これらを活用したトラスト基盤の構築を支えてきました。さらに近年では、IoTおよびコネクテッド領域に対応したセキュリティ評価基準であるSESIPを策定し、対象領域をセキュアデバイス全体へと拡張しています。SESIPは、EUのCyber Resilience Act(CRA)やCommon Criteria(CC)といった高い要求水準への対応に向けた、実務的かつ段階的な評価アプローチを提供するものとして位置付けられています。
またGPは、FIDOアライアンスやTCGをはじめとする各種団体と連携し、自動車、デジタルID、eIDウォレットといった分野において、実運用を見据えた標準化を推進しています。これにより、セキュアデバイスを起点としたエコシステム全体の信頼性確保に貢献しています。
こうした背景のもとGlobalPlatform Japan Task Force(JTF)は、日本市場における要件や実装知見をグローバル標準へ反映するとともに、GP技術の国内普及を担う重要な役割を果たしています。日本は、強固なサプライチェーンと高い技術力を背景に、最先端のセキュリティ技術を社会実装できる「実装拠点」として、標準を実ビジネスへ展開し、その知見をグローバルに還元していきます。
今後JTFは、グローバルと日本をつなぐ「双方向の連携」を一層強化し、標準と実装を結びつける取り組みを推進してまいります。本ウェブサイトを通じて、GPおよびJTFの活動や最新動向を広く共有し、セキュアデバイスおよびデジタルID基盤の発展を通じたセキュリティ市場のさらなる活性化に貢献できれば幸いです。
是非とも、GlobalPlatformおよびJTFにご加入頂き、一緒に議論できればと思います。
2026年6月
GlobalPlatform
日本タスクフォース
主査 門山隆英
日本タスクフォースへのお問い合わせを日本語及び英語にて受け付けております。日本タスクフォースへの加入のご相談やGP技術に関するご質問などお気軽にお問い合わせください。